
山小屋の双眼鏡で遠くの峰を眺めていると、不意に声がした。
「見えるかい、誰か登ってるのが」。
「三月も終わりになると雪も落ち着いて、みな頂を目指すんだ」。
振り返ると、八十をとうに過ぎたような老人が立っていて、
同じ方向を見ていた。
印象に残ったのは、その人の輝く目だった。
春の光を映しているだけなのか、それとも内側からのものなのか。
NOTES

山小屋の双眼鏡で遠くの峰を眺めていると、不意に声がした。
「見えるかい、誰か登ってるのが」。
「三月も終わりになると雪も落ち着いて、みな頂を目指すんだ」。
振り返ると、八十をとうに過ぎたような老人が立っていて、
同じ方向を見ていた。
印象に残ったのは、その人の輝く目だった。
春の光を映しているだけなのか、それとも内側からのものなのか。

そっちからはどんな風に見えてる

We are living in a beautiful country.

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